就活の流れを知ろう

初めてのことは誰だって多少なりとも緊張し、不安を感じます。就活だって、誰もが経験したことのないことですから不安になって当然です。では、まず就活の流れを知ってその不安を解消してみましょう。ざっくりとした流れは以下の通りです。

・求人サイトなどで応募
・履歴書を郵送(書類選考が一次選考になるところもある)
・一次面接
・(必要に応じて)二次面接や三次面接
・最終面接
・内定

特に偏差値の高い学校の場合、放っておいても生徒は勝手に動いてくれるということから、サポートが少ない傾向にあります。するとどのように動いたらいいかという具体的なことが何もわからないので、これで合っているのだろうかという不安が常につきまといます。迷ったら、上記の流れで良いのだと唱え、自分を安心させましょう。

履歴書に書く内容

よくある悩みに、「履歴書の書き方がわからない」、「何も書くことがない」ということが挙げられます。特に自分自身について書くことがないという悩みは多いのですが、そのような時は小さな出来事を書くようにしましょう。大それたことを成し遂げたならそれは素晴らしいですが、それならこのような書くことがないという悩みは持ちませんよね。小さな出来事を書くことによってより具体的で面接官にとっても身近なことをネタにできます。その方が相手の嫉妬心を煽ることもなく、かつ想像しやすい内容にできるためそこから自分の良さを引き出していくことをおすすめします。

面接で緊張してしまう場合の対処法

かしこまったスーツを身にまとい、将来を決める面接に挑むという時にはどうしても緊張してしまいます。そんな時の解決法としては慣れることが挙げられるのですが、それでは数をこなしてから出ないと自信を持って面接に望めませんよね。これはいずれ解決できる方法であっても現実的ではありません。ならば、できるだけその緊張する場を避ける作戦でいきましょう。今の時代だからこそできるオンライン面接に絞るのです。就職したいところが明確に決まっており、そこが対面でなければいけないというなら仕方がありません。けれど、そうでなければオンライン面接で緊張する場を避けるという方法は有効です。それで内定がもらえれば第一志望でなくてもとりあえず安心はします。言葉は悪いかもしれませんが、第一志望の練習と思って臨んでみるのもアリです。

緊張を飼いならす方法

面接は特に緊張しますが、その時にまだまだ緊張してしまうなら、事前に面接会場まで行ってみましょう。目的は、会場までの行き方を理解することで不安を軽減することです。スマホの地図機能や電車の乗り換え案内アプリがあるのでそこまで不安になることはないかもしれませんが、それでも当日、もし出かける直前にお腹が痛くなったりして家を出るのが遅くなると焦ってしまいます。人がしないからと自分もしないのではなくて、緊張しがちな自分だからこそ必要な工程なのだと認識しましょう。確かに不要な工程かもしれませんが、それによって緊張が少しでも和らぐなら本番で本領を発揮できるメリットがあります。緊張しない人をうらやむより、自分にできることをする方が建設的ではないでしょうか。

周りとの連絡を経つことも考えよう

就活中は、誰がどこから内定をもらったなど、情報が飛び交います。もし自分に内定が出ておらず、友達が内定をもらったと聞いたらどんな気持ちになるでしょう。素直に祝ってあげたい気持ちはあっても、それを聞いて不安を煽られることだってあります。他人と比較するなとはよく言いますが、それができたら苦労しませんよね。そのため、就活中は周りの情報をできるだけ遮断し、自分のメンタルを守るためにSNSなどを覗かないようにする工夫も必要になることがあります。周りは先へ行き、自分は置いていかれると感じては不安は募るばかり。冷静になり、就活ときちんと向き合えるようになるにはしばらく1人になる時間も必要でしょう。相談相手としては、学校の就職支援センターを活用すれば1人と言っても孤独にはなりません。生徒をサポートしてきた経験は周囲の友達よりもあるのですから、頼れるだけ頼ってアドバイスをもらいましょう。

まとめ

初めての就活となると右も左もわからないことだらけです。学校から説明を受けても、実際に企業に行く機会など少ないですから、これを自分がやるのかと思ってもしっくり来なかったりします。そんな時にはきちんと就活の流れを確認し、それに沿って行動するように心がけましょう。また、不安が募る場合にはその回避方法があることを意識し、メンタルがやられないよう自衛することも大切です。なかなか内定がもらえないと焦りますが、その気持ちに支配されないようSNS離れをするなどして工夫を施しましょう。